コロ助君、長男、次男、三男 


 今回の事例は、1つのカイゼンをさらに進化され、またステップアップして、3段階まで昇華した事例になります。四男の姿が楽しみになりますね。

 

バンパー(数Kg)を、シューターに積み込む搬送作業のカイゼンです。第一弾は長男と称し、バンパーを置台に乗せてペダルを踏む力でウエイトと連動して、バンパーを肩の高さまで持ち上げます。そして、スライドさせてシューターに投入します。

 

第2弾の次男のコロ助君は、足踏みから滑車を使って、手の力だけでも同じ動作ができる工夫に変えました。見ただけでもずいぶんと作業が軽減したことがわかります。

 

さらにすごいのは、第3弾のコロ助が登場したことです。第2弾からさらに、ステップアップした現場の皆さんの執念が垣間見えてきます。手の力をさらに軽減するために、ウエイトを変えて楽々作業にできたことです。

 

このように同じ作業を進化し、さらに深堀して深化し、楽々作業に神化?していく現場力に拍手を送りたいものです。このようにからくりを使ったカイゼンは、留まることはありません。現場の困りごとに満足するのではなく、よりよくしていくというチャンスのきっかけにしたいものです。

 

 

時間:2分30秒