- 魚を買うときは目を見て選び、活きのよいものを選びます
- 「目は心の鏡」といわれるように、その人の心が見えます
- スマイルマークのように、眼尻は下げ口元は上げましょう
キーワード:目
得意料理の1つに鯛のカブト煮があります。スーパーで切り落とされた鯛のカブトやアラを選ぶときは、まず目が生き生きとして新鮮であるかを確認します。あとは触ってみて弾力も確認しますが、なんといっても魚は目を見るとこでほぼ間違いのない選択ができます。
海外でセミナーやワークショップで話をする時は、まったく現地の言語が理解できないので、参加者の表情を見て理解したかどうかを自分自身で確認しています。通訳が訳して話をしている間に、参加者の眼を見ていきます。伏し目気味だったり、キョロキョロとしていたり、ランランと輝いているかなどすぐ確認します。
人の見た目は、思っている以上に重要です。ですから、著者は顔の表情を明るく保ち、キビキビとした態度で接し、大きな声で元気良いあいさつをいつも心掛けています。こうした心掛けは、周りの人も幸せにします。
いつも見ている現場を第三者の眼で見ることにより、気づかなかったことが見えるようになるヒントを提供してきましたが、いかがでしたでしょうか。連載が50回継続できたことに対し、読者の皆様に心より感謝します。
図1. 魚の活きの良さは目で判断できます

図2. 満面の笑顔であいさつをしましょう
