企業家精神2024年10月号

企業家精神                                        2024年  10月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

暑さ寒さも彼岸までと言われます。でも今年の夏は彼岸直前まで猛暑でした。今年も地震、豪雨、雷、突風などの異常気象が、次々と発生しています。今まで地球環境の悪化に注力をしてこなかったツケを、地球が教えているのでしょうか。自分でできる小さなことから行動を変えていきませんか?

 

■改める■ ≪過ちを犯すことよりも、犯した過ちを改めないことが過ちです。素直になりましょう≫

言い訳をしたり、自分を棚に上げて他人のせいにしたりしていては、一向に向上することはできません。まず自分のやったことに対してすぐに反省し、次に同じ過ちを犯さないためにはどうしたらよいかを考えることが大切です。メンツや見栄は不要です。素直になり自分を見つめることから自分磨きが始まります

・ほとんどの戦いの道も、心を改めるのが上策であり、先に城を攻めることではないとも言われます

 

■人として■ ≪運よく人間として生まれたのですが、人間として生きているのかと考えてみましょう≫

人間としての姿はしていますが、中身が人間であるかどうかはなかなか人間だとは言い切れるものではありません。人間として生まれたのは、訳があると思います。世のため、人のために貢献することで、人間としての使命を全うする人生を送りたいものです。すぐに人間だと言えるようにしておきたいものです

・何のために生きていますか?と質問をセミナーで良く問いますが、多くの人がお答えできません

 

■何のために■ ≪人は、人のために生きてこそ人です。人生は一度きり、多くの人に出会いましょう≫

人は一人では生きていくことはとても難しいことです。逆に多くの人に出会いながら、多くのことを学び、またそれぞれの人のために何ができるかを考えます。それをしてあげることの繰り返しが、人のために生きて、その人たちを幸せにしてあげることではないでしょうか。良い機会ですので、考えてみませんか?

・人間としての完成した姿はなかなかできないものですが、その姿に近づこうとする姿勢が大切です

 

■説得■ ≪人の氣持ちや志はまちまちです。前向きな人から説得をして組織全体を動かしましょう≫

人の氣持ちや志のバラツキは、ほぼ富士山のように正規分布の形になっています。前向きな人もいれば消極的な人も同じ割合です。まずは前向きな人を説得していくと、その人たちが自ら動くようになり、やがて周りの人たちも動き始めます。まずは先頭に立つ人が、精一杯努力をすることがとても大切です

・先頭に立つ人がリーダーです。辛いことが多くありますが、一番成長し学ぶことができます

 

■身の回り■ ≪身の回りをスッキリしておけば、心もスッキリして見えなかったコトが察知できます≫

松田の名刺に書いてあるキャッチフレーズが、「見えなかったコトを見るようにする」としています。目の前にある空氣の存在は全く気になりません。でも空氣がなければ生られません。目の前が乱雑だと何も見えなくなります。何もないとチリ一つでも発見することができます。いつもスッキリしておきたいものです

・整理して要らないものを廃棄します。そして、すぐに清掃する習慣にすると感性が磨かれます

 

■夢を叶える■ ≪日々精進し、愚痴を言わず他責にもせず、やっているつもりにならないことです≫

夢が叶わないのは、やったつもりになっていることが多くありませんか。人間は難しいことがあれば、楽な方にだんだん傾くそうです。また失敗を恐れるために目標も低くしようとします。そうならないためにも、日々クサビとはめ込むように、少しずつ精進しましょう。氣持ちも大切ですが心の持ちようが大切です

・老いても輝く人と、老いとともに衰退するのは、好奇心や前向きな取組みや感動の有無の差かも?

 

■達人■ ≪人生の達人は、仕事の達人になれます。人生も仕事も時間の使い方が大切です≫

人生を何かの片手間のように時間を使うようにしていると、次第にムダな時間が増えてきます。人生や命は一度限りなので、精一杯有効に使うようにしたいものです。時間の大切さを感じて、人のためや世のために少しでも貢献できることを考えると、今までと違い充実した時間の使い方ができると思います

・ドイツで通訳と会社を創業した時に社名を、独語で「達人」としました。達人になりたいものです

 

■倹約■ ≪倹約は結構なことですが、ケチでは困ります。使う時や使うことをもっと考えましょう≫

倹約して私腹を肥やすのではなく、ムダを省いてなすべきことに集中して、タイミング良く人のため世のために貢献したいものです。ケチとは肝心な時に手助けをしないで、困っている人には施しをしようとしません。さらに施しを受ける人ほど、もっと欲しいとせがむものです。心まで貧しくなりたくないものです

・貢献する人もされる側の人もお互様と考え、感謝の氣持ちをもちながら心豊かになりましょう