◆生産性を上げるには”人の動き”に注目せよ!◆
特に組立系の作業をもっとミスなく正確に、速く、そして簡単に!ムダを発見しムダを排除する手法を学ぶ
多くの製造現場では、改善活動がうまくいかず苦労しています。特に、品質不良、作業効率化、若手の教育訓練、ベテラン作業者の技能承継など、製造現場における問題や課題がはっきりしているにも関わらず、解決のための改善活動がうまくいっていません。
また、製造現場のリーダーが、正しい現場改善の方法を理解していればよいのですが、実際は、勘や経験に頼った「その場しのぎ」の対応が多く、根本的な問題解決に至っていません。
たとえば、以下のような取り組みは、大抵の場合うまくいきません。
・いきなり設備や機械から改善活動を始める
・改善活動の前提条件を決めずに始める
・他社の事例をうのみにする
・現場作業者が個人レベルで行う
なぜなら、製造において最も重要な「標準作業」を正しく理解せず改善活動を続けても、期待する成果は出ないからです。しかし、実際にはこれらの「うまくいかない現場改善」を続けているケースが多いのも実態です。
モノには「図面」という標準があるため、誰がやっても同じように製造できます。しかし、人においての「図面」に相当する標準作業はほとんど考慮されていません。属人的な作業が多くなり、日々ムダが生産されているとも言えます。
言い換えると、「標準作業」を正しく理解して改善活動を行えば、作業者による動きのバラツキを無くしムダを抑え、品質不良の予防や生産性の向上が可能です。若手への技能教育もスムーズに進みます。
「標準作業」というと、トヨタを始め自動車業界だけに適用できると考えている人もいるかもしれません。実際にはそうではなく、製造業なら全てに活用することができます。特に今回は、組立作業系の企業様に向けた講義を行います。
ただ、「標準作業」の理解にはコツがいるため、独学で取り組んでもうまくいきません。すなわち、基本的な考え方、使用するツール(道具・手法)をしっかり学ぶことが大切です。本講座では、標準作業における長年の指導経験を持ち専門家といえる講師が、詳しく解説いたします。
多くの製造業では、作業者が若手~ベテランまで多様化しており、世代交代の必要に迫られています。今こそ基本中の基本となる「標準作業」を学ぶチャンスと捉えてみましょう。
日時 令和6年 7月 23日(火) 10時00分~17時00分
セミナー会場 名古屋市東区泉2-21-28
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
主催 日刊工業新聞社
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