企業家精神 2025年 3月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
春の始まりの三月は弥生とも言いますが、今興味をもっているのは弥生時代ではなく縄文時代のことです。農業ではなく、採取によって食べ物を得ていた時代です。逆に人との争いがなくお互いに分け与えながら、穏便に一万年以上も継続できていた時代に驚きを隠せません。平和が一番ですね
■欲求■ ≪欲求は活力にもなればやる氣を奪う誘惑にもなるので、自重する心構えが大切になります≫
人はちょっとした欲求から、自らの目標を見誤ることがよく有ります。今の自分の目標を見失うことなく常に目標を意識した行動が、あなたのための評価にもつながります。自分の本当の力を意識して、一歩一歩前進することが成長であり真の実力となって行き、それはやがて全ての人が評価することとなります
・毒も薬も使い方次第ですが、何事も裏表があるようです。でも表裏のない人間になりたいものです
■学習■ ≪人生には、成功体験か学習体験しかありません。いずれも継続することが求められます≫
逆境や嫌なことがあった時に、どう生きるか。何を学ぶかということが、その後の人生の勢いを決めます。あこがれももちろん大切なものです。それになりたいとモチベーションを、かけることができるからです。
しかし、外側の見える部分だけでなく、自分の内面や才能を磨いていくことがもっと大切なことです
・その磨いた結果として自分のブランドが作られていきます。小さな成功体験を積み上げましょう
■潜在意識■ ≪潜在意識の力を理解できれば、精神的な強さを手に入れることができます≫
自我意識はたった1%と言われます。潜在意識はなんと99%です。いかに見えない部分の重要さに氣づかされます。しかし、私たちは見えるものしか理解しようとしないのです。そんな時代は、もう終わりです。これからは意識をしながら氣づかなかったことを見えるようにして、その力を積み上げていくことです
・潜在能力も同様に普段は隠されています。火事場の馬鹿力と言うようにここぞと言う時に発揮されます
■時間■ ≪時は流れてしまうものです。生きている間が活用できます。意識して使い切りましょう≫
私たちの貴重な財産がこの時間であり、さらにこの有効な使い方で人生が変わります。この意義を知っている人と知らない人の人生は、多分大きく違ってきます。常に、時間を意識しているかどうかです。時間は見えないものでもあり、過ぎ去ってからわかるものです。大切な時間を有効に使い切りましょう
・企業の財産も、人、モノ、カネ、技術、情報、戦略、時間の7つの内一番高価なのが、時間なのです
■説得■ ≪論理や理屈や権威で人を説得はできないものです。実は感情に訴えることです≫
説得の目的は、相手の心を掴むことです。そうすれば欲しかった結果をこちらに入手できます。それを担っているのが感情です。相手の感情をこちらに向かせるようにすることです。第一印象、態度は大切です。挨拶はできるだけ苗字や名前を付けて言うようにしましょう。そして、笑顔と明るい声も添えましょう
・企業でも99%は、苗字や名前を添えて挨拶はしていません。人間関係をつなぐ大切なツールです
■上手く行く■ ≪上手く行くように、こちらから相手が入り込むように手を差し伸べてあげることです≫
相手が安心して自分の懐に入ってこられるように、こちらからアプローチしてあげましょう。“人を幸せにした人が幸せになる”という中国の諺がありますが、まず相手にしてあげることで、今度は楽にしてもらえるようになります。道で鉢合わせた時に、道を譲った方がイライラせずに結局スムースに行くことと同じです
・でも半分以上の人は、お礼の合図を示してくれません。くよくよしないで継続していきたいと思います
■チャンス■ ≪ミス、トラブル、クレームといった不具合は、相手と直接コンタクトできるチャンスです≫
これらを嫌だなあと思うと苦痛になってしまい、新しい発見や氣づきは生まれてきません。でも逆に相手の懐に入り込むチャンスと捉えると、まったく違った発見や氣づきが生まれます。ある時から考え方を変えると、俄然クレーム出張が楽しみになったほど変わりました。強いては上顧客にもなることがあります
・嘘のような話かもしれませんが、実体験です。クレーム先から相談ごともいただくようになりました
■ 働く■ ≪他を楽にすること言われます。他を楽しませることが、自分に返ってくることになります≫
相手のことを思うようになって、周りのことも氣配りができるようになると、仕事は次第に上手く回ってミスや失敗も少なくなってきます。これは良い人間関係が次第につながってくるからです。気づかなかったことが気づくようになり、色々なヒントを掴むようになって仕事が上手くいきます。心を込めて仕事しましょう
・当たり前のことはなかなか氣づくことではありませんが、コツコツとやっていけば反応も早くなります
企業家精神 2025年 2月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
年々年を取っていくと、心身のバランスが次第に崩れてきます。体力の低下、精神力のもろさが目立つようになってきました。体力維持は、定期的にトレーニングに通うようにしています。精神力の維持は読書で対応します。氣になった本は、中古本でもまず入手し目を通してノートにメモします
■タイミング■ ≪少し時間のずれの考えが、人の人生を大きく変えてしまうものです≫
以外なことに料理の美味しさは、7割が温度管理だといわれています。つまりちょっとしたタイミングで、美味しい料理も不味くなってしまうのです。時間は貴重なものです。ましてや他人の時間を共有する時に遅刻はありません。時間を守ることは、約束を守る第一歩、そして信用、信頼が生まれてきます
・工場では以外にも早期納入が相手先にご迷惑をかけています。グッドタイミングと言われたいです
■学習■ ≪逆境や嫌なことがあった時にどう対処するかで、その後の人生は変わってきます≫
逆境や嫌なことがあった時に、何を学ぶかということが、その後の人生の勢いを決めます。あこがれも、もちろん大切なものです。それになりたいとモチベーションを、かけることができるからです。しかし、外側の見える部分だけでなく、自分の才能を磨いていくことがもっと大切なことです。習い学ぶことは大切です
・本当に自信のある人ほど謙虚です。でも自信のない人や良く吠える子犬はエゴが強いものです
■経営者の仕事■ ≪経営者の仕事のひとつは、“仕事ができる人”を集めることです≫
それ以上に大切なのが、“理念を共有できる人”を集めることです。誰しも自分らしいスタイルの成功は可能であり、そのために必要な能力は備わっているものです。必要なのは、「自分の才能に氣付き、信じて努力できるかどうか」です。そのためにも自分磨きが求められます。その人が吸い寄せてきます
・身分や感情などで選別するのではなく、能力を正しく見極めて正当に評価できる人になりましょう
■潜在意識■ ≪潜在意識の力を理解できれば、精神的な強さを手に入れることができます≫
潜在意識は、なんと99%です。顕在意識は、たった1%もいわれます。いかに見えない部分の重要さが、見えてきます。しかし、私たちは見えるものしか理解しようとしないのです。そんな時代は、終焉に向かっています。これからは見えない、見えなかったものを見えるようにして、その力を掌握していくことです
・表面だけでなく内面には何でも受け入れ育成し貯え育てていくパワーは、まるで大地のようです
■余暇■ ≪やらされ仕事自体が、これはラッキーだと遊びの境地になれば、最高の余暇になります≫
仕事や行事などで、振り回されている年代になっていると思います。やらされることは、いやなものです。それを自分からやろうとするものに、変換できないものでしょうか。現象としては同じことであっても、ものの取り様や変換してどう受け取るかで変わるものです。遊び心は、いつも持っておきたいものです
・1万円なのか、1万円もなのか!でも氣分は全く違ってきます。常に前向きに捉えたいものです
■氣付き■ ≪自ら自覚して変わろうとすれば、そのきっかけとなる氣付きが起きます≫
他人から言われて氣付くことと、自ら氣付くことは全く違う次元のものです。自分自身で氣付くことが、非常に重要です。そのためにも、自分自身が変わろうと自覚することが大切です。情熱を持ち続けていくと、不可能も可能になっていきます。人の賞味期限は、死ぬまであります。まだ十分に残っていませんか?
・まだ学習することはできます。そして勤勉に熱意を少し加えていきましょう。氣付きが生まれます
■ 心配り■ ≪相手のことを心配してあげることであり、強いては自分のことが分かるヒントになります≫
相手のことを想うようになると、次第に自分にして欲しいことが見えてくるようになります。そうしていくと氣付かなかったことが氣付くようになり、色々なヒントを掴むようになっていきます。相手のために心を込めることが、心配りです。まるで鏡のように、結局は自分に返ってきます。相手がして欲しいことを考えましょう
・さらに自ら喜び、自ら養うように努め、年を取るほどニコニコ楽しい氣分に自分を保ちましょう
■感性■ ≪知識や教養は積み重ねればなんとかなりますが、感性は磨かないとできないものです≫
私たちにとってこれからますます必要なことは、感性磨きだと思います。ちょっとのことでも氣づくようになれば、いろいろなアイデアが身近なところから発見できるようになります。自分への投資も考える力も必要になります。感性は、良いものや本物と対峙することでかなり磨くきっかけが得られると思います
・絵画、彫刻、写真、演劇、映画など、美術館、博物館、ギャラリーなど探せばいくらでもあります
企業家精神 2025年 1月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
新年あけましておめでとうございます。さて?なのか、はて?なのか、もう一度自分を振り返る良い時期だと思います。年が明けると迷いの多くを整理し、あるべき方向に向かって邁進する準備期間にもなります。昨年の結果を踏まえて、取捨選択しながら良い方向に向かって突き進みたいものです
■事前準備■ ≪最大の防御は事前準備です。多くの場合やる前から勝負は決まっているものです≫
攻撃が最大の防御と言うのは、孫子の兵法からの出典と言われます。現代語訳しますと、勝てない時には守り、勝てそうなら攻める。つまり、守りが基本で、良い機会が来ると攻めに転じるということです。守りとは、事前準備や外段取りのことだと考えます。事前準備の時に色々と仮説を立てる大切さがあります
・事前準備ができていなく、国民の眼をそらすようなことをやる某国のようになりたくありません
■迷いをなくす■ ≪心がぶれるとムダが多く発生します。志を正しくもつことで、迷いがなくなります≫
新年になり、この一年をどのように過ごすのかを考える良い機会です。月初と月末は、当月の反省から翌月をどうするかの軌道修正の機会になります。週末は、1週間の振り返りと翌週の計画や予定を練り直す機会です。夜は今日一日の出来事と計画との差異を確認し、翌日の行動計画の修正を行います
・毎日のように、今週今月一年間の計画を基に常に振り返りながら、当初計画より上を目指します
■恭寛信敏江■ ≪部下が孔子に仁について問われ、五つのことを天下に行うことを仁と答えた≫
その五つの言葉が、この五文字です。恭(うやうや)しければ、人から侮(あなど)れない。ゆったりとしておおらかであれば、民衆は慕ってやってくる。まことを似て接すれば、人から頼られる。きびきびと行動すれば、業績が上がる。恵みが深ければ、人を氣もちよく働かせることができる。少しでも近づきたいです
・これらのそれぞれの文字は、昭和時代の名前に多く用いられていました。恭子、寛治、信子、敏子
■工夫■ ≪言われたことだけをやっていれば楽なものです。でも仕事は面白くはないはずです≫
言われたことだけをやるのは、作業です。その作業の中に、もっと安全に、もっと楽に、もっと正確に、もっと効率よく、もっと安くできないかなど、毎日1つでもよいから考えながら小さなことにチャレンジしましょう。そうすると後工程やお客様から反応が出てきます。それをまたヒントに工夫を重ねていきましょう
・ヒントに工夫を考えながら、試行錯誤を繰り返して反応を伺うことで仕事が楽しくなっていきます
■成長■ ≪人間的成長がなければ、成果は本物ではありません。組織を上げて一体化しましょう≫
嘘やごまかしで作られた成果は、メッキのようにすぐにはがれてしまいます。肝心の相手の心には、届くはずがありません。お客様はいつも同じ品質を期待しています。相手の心に響き感動まで与えるのは、あなたの心の人間的成長が伴った時に現れるものと思います。そして個人から組織に広げましょう
・短期に一変するような方策ではなく、長期にわたる人財育成が最後には成果を出すと思います
■育成■ ≪上司は人を育てるのではなく、難しいかもしれませんが人を育てる人を育てるものです≫
人を育てる人とは、リーダーシップのある人です。人を動かす人です。リーダーは、人に慕われる人でもあり、人間的能力が自然に出てくるような人です。上司はそのような人を部下の中から育て上げて初めて上司を言えると思います。良い上司は部下を踏み台にしたり、部下の手柄を自分のものにはしません
・会社を良くしようと思えば、人の育成にかかっていると考えます。手法ではなく思想教育です
■楽■ ≪楽を求める人は、楽にはなれないものです。楽になるには夢に向かっていくことです≫
楽をして儲けようとする人ほど、辛く苦しんでいるようです。夢に向かっている人は、輝いて見えます。なぜなら夢に向かっていると、苦しさを成功への糧に変える力があるから、楽しく見えるのです。人は輝いている夢追い人に憧れるものです。そして、商売繁盛というお連れ様もご一緒に運んできてくれます
・問題や課題をどうとらえるかのさじ加減で、心は大きく左右されます。良い方に傾けたいものです
■目標■ ≪ライバル会社との勝ち負け、利益の差、それとも笑顔の溢れる会社を目指しますか?≫
笑顔の溢れる会社になれば、勝ち負けの世界から解放されると思います。笑顔を求めることで、その笑顔を求めて人はやって来ます。そして人が集まるようになってきます。いつでも笑顔でいられるように自分自身を鍛えたいものです。求める目標の在り方で、求めるものがずいぶん違ってくると思います
・目の前の利益なのかどうか?本当でやりたいことはお客様から求められることをやることでは?
企業家精神 2024年 12月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
猛暑の夏からほんのわずかな秋の気配があって、急に氣候は冬に向かっているようです。季節の変化はありますが、年中行事はいつも通りの師走のバタバタした時期になります。この時こそ、周りの煩雑な世界とは別に心の中はゆったりと構え、来年のことをじっくりと想う年末にしてみたいものです
■工夫■ ≪忙しい中にも心を落ち着かせ、苦しみの中にも楽しみを見つける工夫が必要です≫
まさに師走の状況です。何かと締め切りが迫り、やることも多くなってしまうので、慌ててしまいます。結果として失敗が発生し、その後始末や片付けでますます時間が無くなってきます。そのような時こそ、しっかり深呼吸などで、心を整える、メモを取る、事前準備をしっかりやる。自分なりのひと工夫したいものです
・事前のメモ、手帳への書き込み、都度確認と消し込みなど、簡単にできることから始めましょう
■逆の発想と行動■ ≪忙しい時の仕事こそ、ゆっくりと構えて取り組めば失敗は減っていくものです≫
ゆっくりと片付けられるものは、素早くやってしまうと失敗はありません。急いでやる仕事は、逆にゆっくりと行うと失敗は少なくできるものです。失敗やミスの発生源であるポカミスは、慌てること、ストレスを抱えること、さらに疲れからくるものなのです。適当な休憩や氣分転換も、仕事の流れに組み込みましょう
・急がば回れは、的確な格言だと思います。仕事の後にもう一度点検することも習慣化しましょう
■集中■ ≪目の前の課題に全力で立ち向かいましょう。その集中力が解決の手助け力になります≫
あれこれ迷うと、力は半分以下になってしまうものです。結果として失敗や手戻しの作業が多くなります。これはスポーツと同じように、訓練と練習が求められます。1回1回が、とても良い機会の真剣勝負と捉えてみましょう。これはチャンスだ!やってみようと、自ら鼓舞して取り組むと集中力も増して出てきます
・あれこれ迷わないように、優先順位と目標値や納期を見えるようにして一つひとつ着手しましょう
■教育勅語■ ≪明治天皇が、教育の大切さを認識されました。現代こそ再認識したいものです≫
父や母に孝行し、兄弟仲良く、夫婦は心を一つにし、友人とは信じ合い、慎みを忘れず、広く人を愛し、学問を修め、知性を鍛え、人格を磨き、進んで公のために尽くし、事業を広め、常に憲法を重んじ、法に従いましょう。今から130余年前の発布になりますが、明治時代より質の低下になっていると感じます
・乱れている現代社会は一人ひとりの自覚に上に成り立つと思います。今一度噛みしめたいものです
■改める■ ≪誤ってそれに氣づきながらも、改めないのを本当の過ちであり、自ら改め続けましょう≫
工場でもミスや失敗はありますが、それに氣づいて出荷を止めるだけでもクレームを回避することができます。ミスや失敗は、人間ですからなくすことはできませんが、どう対処するかでその人の人格が決まります。現代は知らん顔の人が増えてきましたが、自ら改め周りにもその対応を少しで広めていきましょう
・ミスや失敗を隠すのではなく、共有化し再発しないように一緒に取り組むことで改まっていきます
■打算■ ≪正しい判断ができない時は、相手ではなく自分の利益を優先に考えているからです≫
人間だから仕方ないと言ってしまえば簡単です。でも人付き合いで世の中は成り立っていますので、私利私欲で自分中心に考えると世の中は成り立ちません。判断基準を自分のモノサシではなく、相手のことを想って判断していくことが、世の中の潤滑油に相当すると思います。潤滑油になってみませんか
・やったことは鏡のように返ってくるのが世の常です。少しでも喜んでもらえることを考えましょう
■思い切り■ ≪鶏ガラは捨てるには勿体ないが食べる部位は少なく、悩むより思い切りが必要です≫
色々なものの価値があるかないかを、判断する時には迷うものです。悩む時間が、多くなればなるほど時間のムダになります。煮込んで出汁を取ると、すぐに判断ができれば、鶏ガラも成仏して天国に行けます。日頃からものの判断の見極めの訓練をして、見込みありかなしかと判断し思い割り切りましょう
・見極めて思い切り捨ててしまう訓練しておくとスッキリして、有意義な時間が生まれます
■終わりよければすべて良し■ ≪物事は最初の発端や途中の過程より最後の結末が大切の意≫
よく使われるの一つの格言です。この格言の由来は、なんとシェイクスピアの戯曲のタイトルを和訳したものだそうです。今年の締めくくりにもぜひ適応して、スッキリとして素敵な新年を迎えたいものです。やり残した課題や宿題、問題もありますか?自分の都合よりも先方のことを考えて、上手く仕分けしましょう
・あれこれと悩んでしまうと時間が無くなり慌てることが増えます。逆算して計画を立てましょう
企業家精神 2024年 11月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
いつの間にか起業して、今月で19年目になりました。起業した時は5年も維持できるかと思っていましたが、多くのお客様に支えられて継続できたと思います。企業家精神は一時休刊していましたが、25年目も継続できています。いつも誠心誠意、奉仕の心で取り組んできたことが良かったと思います
■実験■ ≪実験は想像力以上のアイデアをもたらします。手足や体を動かしながら試すことです≫
見たり聞いたりは誰でもしますが、試す人は1割もいません。なぜでしょうか?できない理由ややりたくないことを先に考えるからです。それは仕方ないことですが、それに打ち勝たないと前に進めません。ライバルにも勝てません。体を動かし仲間も動かすには、段ボールなどを使ってまずカタチを作ることです
・画面やスマホに向かったままの時間が相当増えてきました。現場に出て現物を触りましょう
■効率よりも目的■ ≪効率を求めると、目的ではなく自分自身の満足度を高める手段になりやすい≫
効率を求めようとすると、目的が手段になってしまうように、間違ったことに傾きやすくなるものです。常に目的は何か、目的を達成するためにはどれくらいの目標が必要かを、明確にしなければなりません。自分自身だけでなく、チーム、組織、会社にとって何が大切かを常に共有化して置きたいものです
・多くは生産性向上を求めますが、その前の前提条件の安全や品質を確保することが大切です
■リーダー■ ≪自身の力量をメンバーに意識させないで、チームを統率できるのは超一流です≫
仕事の進め方には、目に見えないところに心を込めて取り組む姿勢の心配りが大切だとも言われます。チームメンバーには、一人ひとりに目配りしながらも、常に全体の方向を示しながら、あたかもメンバーが自ら動くように仕向ける氣配りができれば素晴らしいと思います。リーダーの完成に終わりはありません
・挨拶、声掛け、思いやりなど考えてみれば、人としてやるべき当たり前のことです。まだ修行です
■限界なし■ ≪勤めても、なお勤めても、勤めならぬは勤めなり。人間になすべき勤めに限界なし≫
これは、イギリス海軍のネルソン提督の言葉です。やり遂げた後にも、また次々と課題ややるべきことがやってきます。一つひとつ丁寧にまごころ込めて取り組んでも、すべて完璧にこなすことはできないかもしれませんが、その姿勢が大切かもしれません。逃げない、立ち向かう、踏み出す勇氣を持ち続けましょう
・人間生きている間は、一生勉強や学習をして脳を活性化して元氣に生き続けたいものです
■小さなこと■ ≪大きなことをしようとすると、普段の小さなことを確実にやっておれば達成できます≫
大きなことをしようとすると、逆に小さなことにも神経を配慮して置くことが大切です。蟻の一穴のことのように、小さなことで一氣に崩れることは多々あります。小さなことや些細なことも大事にする人こそ、大きな仕事も事業もできると思います。毎日の習慣の積み重ねも訓練の一つです。良い習慣を作りましょう
・習慣の中に一つから二つなど数を増やしていくと、多くのことが短時間でできるようになります
■徳積み■ ≪真の徳は、当然のこととして報いを求めずに積んでいく善行のことです。難しい!≫
これが本当に難しいものです。上の徳は、無意識で行うもの。意識して行うのは、中の徳。徳だからと努力して行うのは、下の徳になるそうです。そして、つい自慢してしまうと、徳はなくなってしまうそうです。無意識にやっているうちに、そうなっていくのが最上という徳のようです。まるで修行のようです
・やっていることを認めてもらうために口に出すことがありますが、これを愚痴というのでしょう
■礼■ ≪礼は全体と部分、部分と部分の間を調整する潤滑油のようなものです。少しでも効果あり≫
中学の時にテニスコートに入る時と出る時に励行することを、徹底的に指導を受けました。柔道も剣道なども同様です。礼の一つひとつが、始まりと終わりの区切りになっているようです。段取り替えも同じように事前準備と後始末の繰り返しですが、この前後が流れるようになるとその中には規律が生まれます
・返事も同じで「これをお願いします」「はい、わかりました」と双方ですると、氣持ちが良いです
■種まき■ ≪努力が見えるかどうかを考えるのではなく、あと収穫や評価は天に任せましょう≫
人生は果てしない種まきと同じように、成果や評価を求めるのではなく、あとからついてくるものだと割り切りましょう。それを最初から求めていくと、徳は逃げていきます。自分自身の修養と思って、常に素敵な種まきを練習したいものです。あとは天が決めることなので、小さな努力を積み重ねていきましょう
・家の周りにごみが落ちていたり雑草があれば、拾ったり草を刈ったりも当たり前にしたいものです
企業家精神 2024年 10月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
暑さ寒さも彼岸までと言われます。でも今年の夏は彼岸直前まで猛暑でした。今年も地震、豪雨、雷、突風などの異常気象が、次々と発生しています。今まで地球環境の悪化に注力をしてこなかったツケを、地球が教えているのでしょうか。自分でできる小さなことから行動を変えていきませんか?
■改める■ ≪過ちを犯すことよりも、犯した過ちを改めないことが過ちです。素直になりましょう≫
言い訳をしたり、自分を棚に上げて他人のせいにしたりしていては、一向に向上することはできません。まず自分のやったことに対してすぐに反省し、次に同じ過ちを犯さないためにはどうしたらよいかを考えることが大切です。メンツや見栄は不要です。素直になり自分を見つめることから自分磨きが始まります
・ほとんどの戦いの道も、心を改めるのが上策であり、先に城を攻めることではないとも言われます
■人として■ ≪運よく人間として生まれたのですが、人間として生きているのかと考えてみましょう≫
人間としての姿はしていますが、中身が人間であるかどうかはなかなか人間だとは言い切れるものではありません。人間として生まれたのは、訳があると思います。世のため、人のために貢献することで、人間としての使命を全うする人生を送りたいものです。すぐに人間だと言えるようにしておきたいものです
・何のために生きていますか?と質問をセミナーで良く問いますが、多くの人がお答えできません
■何のために■ ≪人は、人のために生きてこそ人です。人生は一度きり、多くの人に出会いましょう≫
人は一人では生きていくことはとても難しいことです。逆に多くの人に出会いながら、多くのことを学び、またそれぞれの人のために何ができるかを考えます。それをしてあげることの繰り返しが、人のために生きて、その人たちを幸せにしてあげることではないでしょうか。良い機会ですので、考えてみませんか?
・人間としての完成した姿はなかなかできないものですが、その姿に近づこうとする姿勢が大切です
■説得■ ≪人の氣持ちや志はまちまちです。前向きな人から説得をして組織全体を動かしましょう≫
人の氣持ちや志のバラツキは、ほぼ富士山のように正規分布の形になっています。前向きな人もいれば消極的な人も同じ割合です。まずは前向きな人を説得していくと、その人たちが自ら動くようになり、やがて周りの人たちも動き始めます。まずは先頭に立つ人が、精一杯努力をすることがとても大切です
・先頭に立つ人がリーダーです。辛いことが多くありますが、一番成長し学ぶことができます
■身の回り■ ≪身の回りをスッキリしておけば、心もスッキリして見えなかったコトが察知できます≫
松田の名刺に書いてあるキャッチフレーズが、「見えなかったコトを見るようにする」としています。目の前にある空氣の存在は全く気になりません。でも空氣がなければ生られません。目の前が乱雑だと何も見えなくなります。何もないとチリ一つでも発見することができます。いつもスッキリしておきたいものです
・整理して要らないものを廃棄します。そして、すぐに清掃する習慣にすると感性が磨かれます
■夢を叶える■ ≪日々精進し、愚痴を言わず他責にもせず、やっているつもりにならないことです≫
夢が叶わないのは、やったつもりになっていることが多くありませんか。人間は難しいことがあれば、楽な方にだんだん傾くそうです。また失敗を恐れるために目標も低くしようとします。そうならないためにも、日々クサビとはめ込むように、少しずつ精進しましょう。氣持ちも大切ですが心の持ちようが大切です
・老いても輝く人と、老いとともに衰退するのは、好奇心や前向きな取組みや感動の有無の差かも?
■達人■ ≪人生の達人は、仕事の達人になれます。人生も仕事も時間の使い方が大切です≫
人生を何かの片手間のように時間を使うようにしていると、次第にムダな時間が増えてきます。人生や命は一度限りなので、精一杯有効に使うようにしたいものです。時間の大切さを感じて、人のためや世のために少しでも貢献できることを考えると、今までと違い充実した時間の使い方ができると思います
・ドイツで通訳と会社を創業した時に社名を、独語で「達人」としました。達人になりたいものです
■倹約■ ≪倹約は結構なことですが、ケチでは困ります。使う時や使うことをもっと考えましょう≫
倹約して私腹を肥やすのではなく、ムダを省いてなすべきことに集中して、タイミング良く人のため世のために貢献したいものです。ケチとは肝心な時に手助けをしないで、困っている人には施しをしようとしません。さらに施しを受ける人ほど、もっと欲しいとせがむものです。心まで貧しくなりたくないものです
・貢献する人もされる側の人もお互様と考え、感謝の氣持ちをもちながら心豊かになりましょう
企業家精神 2024年 9月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
立秋を迎えると、急にそよぐ風が涼しく感じられるようになりました。もうすぐ家の前の土手には彼岸花も咲くことでしょう。猛暑や雨の降らない天候でも確実に四季の変化は見られます。目の前の変化は良く見えますが、天体の運行には少しの変化もありません。心の在り方もそうありたいものです
■学ぶ姿勢■ ≪先人から学び吸収することで、新たな記録が生まれ、大きな成果も達成できます≫
この前のパリオリンピックでは、日本人のチームは多くのメダルを獲得しました。体操競技では、岡山県出身の岡選手が3つの金メダルを獲得しました。しかも20歳の若さです。数十年前は、月面宙返りでも驚きだったのですが、難易度の高い演技の連続はまさに先人の積み上げてきた財産そのものでした
・学ぶ姿勢だけでなく、謙虚な心やチームワークの輪の力など総合的な肉体的精神的産物のようです
■徳積み■ ≪やるべきことを先ずしておいて、自分に取り込むことを後にして人のために行います≫
1日の時間は限られていますが、やるべきことを先ずやってしまうことで、人のため世のためのことができる時間が生まれます。やるべきことを習慣化することで手際良く短時間でこなせるようになり、時間も心の余裕もできてきます。失敗も的外れなことも少なくなり、さらに多くの良いことができるようになります
・自分勝手の生き方でなく、人は相手や周りの人を良くするために生まれたと考えてみましょう
■運■ ≪天は自らを守ってくれる人を守るのであり、お守りにすがる人は守ってくれません≫
運は天から降ってくることもありますし、地面から突然出てくることもあります。また待っている人には来ないで、待っていない人に突然やってくることがあります。でも大地を耕す人には豊作もありますが、怠けている人には実りはありません。毎日の地道なことの積み重ねが、結局実りや幸運をもたらすと思います
・お天道様はいつもご覧になっているものです。正しい道や行動は、素晴らしい人生をもたらします
■足元■ ≪背伸びして、つま先を出す人の足元はふらつきます。不安定な状態は長続きしません≫
家を建てる時に大切なのは、足元つまり地面の状態です。不安定であれば、安定するように凸凹を平らにしたりします。我が家は元々谷から集まった中洲の上に建っていますので、10m下の岩盤まで多くの杭を打ち込んでいます。お陰でシッカリと家は維持されています。定期点検も怠らないようにしましょう
・前に進むのも早歩きや遅歩き、また大股小股ではすぐに疲れてしまいます。心も平静にします
■対人関係■ ≪自分にとって嫌なことは相手も嫌なことなのです。まず相手の立場を考えましょう≫
人から嫌なことはされたくないものであり、自分から相手にもしないようにすれば、ドラブルは抑えられ対人関係は上手くいくと言われえています。でも、言うは易く行うは難しです。嫌なことがあった時には、すぐに怒りを顔や口に出さず、深呼吸してみましょう。数秒であっても怒りは抑えられ、冷静になれます
・最近は自分だけのことしか考えない言動を起こす人が増えていますが、まずは真似しないことです
■退歩■ ≪前に踏み出し進むことも難しいものですが、時を心得て一歩下がることはもっと難しい≫
行こうか行くのを止めるのか、どっちにした方が良いか迷う時があります。勇氣を振り絞って前に出ることも大変なことです。山登りなどにおいて、あと少しで頂上に到達できる時に悪天候などで踏み留まり、さらに後退し撤退することはさらに難しいことです。これができる人は、見識や分別のある人です
・異常な状態になった時に、状況判断や役割分担を的確に采配できるのはリーダーの役目です
■会話を活かす■ ≪否定的な言葉でなく、肯定的や前向きな言葉を発することです。「そうだね」≫
この前向きな言葉で皆さんご存じフレーズがありましたが、「そうだね」でした。カーリング女子で有名になりましたが、実は2011年のW杯のなでしこジャパンが初優勝した時に使われたものでした。「そうだね」で始まる会話で相手は否定されないことで、恐怖がなくなり聞く側も言うことに興味をもつそうです
・面白そうだね、楽しそうだね、優勝など成し遂げる時の潜在能力を発揮するヒントだったのです
■潜在能力を発揮させる■ ≪勝ちたいと言うのはでなく、観た人が感動する勝ち方を願うことです≫
潜在能力を最大限に高め発揮するには、脳にあるたくさんの神経核を連動することだそうです。それで潜在能力が生まれ、その力が原点になって全力投球することで発揮されます。走り幅飛び競技などで、観客に手拍子を求めそのリズムに乗ってから競技するのは、このことを知っているからですね
・見られることで、さらにレベルアップを目指す魅せたいことにつながり、感動になっていきます
企業家精神 2024年 8月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
例年以上に暑いイヤ熱い夏がやってきました。エアコンがないと眠れない夜が続きますが、元氣に仕事や作業や趣味ができるのは、睡眠という元氣を回復する大切な休息時間があるからです。電気代を惜しまずにエアコンを活用し、扇風機との併用、打ち水など、できることから実行しましょう
■良薬口に苦し■ ≪薬は苦いほど良く効くとも言われます。艱難辛苦が人を成長させてくれます≫
依頼や頼まれごとは、暇な時ではなく逆に時間のない時に来るものです。でもそれは、時間の使い方、仕事の優先順位の付け方、今ある仕事を誰に振り分けるか、納期をずらせるものはないかなど、身近時間で捌くための試練だと考えて対応しましょう。辛い時ほど小さなことでも嬉しいことに変わっていきます
・艱難辛苦の経験があればあるほど、細かい点まで目配りができ上手くいくことが多くなってきます
■実行は難しい■ ≪言ったことを実行するのは難しいです。でも目標は少し高く持ち続けましょう≫
有言実行は、本当にすごいことです。でも多くの場合は、言ったことの半分もできれば良しとしたものです。ホラを吹き過ぎると相手にされなくなります。できないことは、少し控えめにした方が信用されやすいものです。でも少し上の目標を掲げて、やってみようとする意氣込みは常に持って取組みたいものです
・難しいからやりがいも出てきます。できることをたくさん持ち、レベルアップを目指しましょう
■無用の用■ ≪無用と思われるものほど、実は有用なものです。あるからこそ安心が広がります≫
切り立った山の稜線に居ると、周りは絶壁で少しでもふらつくと転落しかねません。でも広い大地に立っていると全く不安もありません。これが無用の用と言うことです。周りに余裕がないと不安になる、たった一人だと不安です。見えないところも見えるようになると、とても安心できます。少し視野を広げましょう
・地球上の水でそのまま飲める国はわずか10か国、しかもわずか1%の水しか飲めないそうです
■1日の反省すべきこと3つ■ ≪他人事と思っていないか、誠実に対応したか、本心か嘘か≫
どれも耳の痛いことばかりです。半々の対応になっていたことがほとんどのようです。その時々につい自分のとって良いか悪いか、少し嫌だなあと思ったり、つい面倒になってしまったりすることもあります。でも少しでも自分自身を鍛えるためにも、常に思い出して対応したいものです。まだまだ修行の身です
・反省だけならサルでもできるます。でも人間ならば、反省した上で良くなることに挑戦しましょう
■視点■ ≪地上からだけでなく、上からも見てみましょう。天から地球や自分を見る眼をもちましょう≫
いつも自分の立場での視点から周りを見ることがほとんどです。ですから見落とすことが増えて、ミスを誘発します。周囲の人だけでなく、周りの国々や人々のことも考えることで、自分の立ち位置も次第に見えてきます。自分中心から相手も含めて考えたり、将来のことも見つめたりする視点を持ちましょう
・人は生きていると思っている人がほとんどです。でも生かされていることに氣がつくと変われます
■身の丈に合わせる■ ≪持ったことのない財産をもつと、思わぬ災難がやってくるらしいです≫
生れてきた時は何ももたずに生まれ、あの世に行く時も同様です。でも身分相応以上の財産や地位などが急に手に入ると、対応ができないので人生が狂うことが往々にしてあるのです。毎年、毎月、毎週、毎日を振り返るために、マンダラ手帳と対話をして予定、計画、実績などを手書きして、微調整しています
・宝くじでは夢を買います。当たらないのは災難がこないと思い、少額ですが毎回寄付しています
■真実■ ≪人の言葉よりも、その人自身が真実です。普段の行いや振る舞い、所作も見ましょう≫
重みのある言葉は、やはり見える行動や立ち振る舞いなどがあればよくわかります。言葉だけでは、まだまだ相手の行動を変えることは難しいものです。あなたの行動を見て、結果を見て、相手は真実と思うだろうと想像してみましょう。不十分かな、足りないことは何か、考えることで行動と合わさってきます
・言行一致は、口で言うことと実際にすることが食い違わないことですが、実際には難しいですね
■人の表情を視る■ ≪短所は見ないようにして、長所を探すように人の表情を視たいものです≫
相手の短所を見ることは、自分より相手の弱点や弱みがあって勝っているぞと思い、努力することを止めてしまいます。短所を探すことは、お互いに良くないことです。相手の長所を探すことで、自分もそのようになりたいと考え、努力していくようになれば有意義になります。さじ加減は、良い方に傾けましょう
・他人は他人ですが、長所は真似る、パクる、コピーしてでも見習いたいものです
企業家精神 2024年 7月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
5月6月はほとんど雨が降らず、畑の水やりも日課のようにやっていました。先日からようやく雨が降り始め梅雨入りの様子です。
今年は雪が積もったのはたった1回だけで雨も少なく、稲作も畑の水やりも苦労が絶えません。
氣候変動が激しくなりまんべんなく、ほどほどが失われつつあるようです。
今月は、ほどほどと思い、8つの項目を5つに絞ってみました。
今年の大栄の西瓜は、好天続きかどうかわかりませんが、出来が良くとても甘味が強く感じました。
■礼■ ≪礼がなければ始まりも終わりもわからなくなります。節目には礼でけじめをつけましょう≫
近くの体育館で、各種のトレーニングに参加しています。その都度一礼をして入室、退室をしています。礼をして入退室をする人は私だけだったことを、氣づかれた方から突然声を掛けられました。私は中学の時から、軟式庭球部でそのことを指導されてきました。良い意味での習慣化に氣づくことができました
・場所をお借りする、使ったあとで感謝の氣持ちを込めて礼をすることが習慣化していました
■ひと手間■ ≪クリーニングに出す洗濯物などは畳んでお店に出しますが、とても珍しいそうです≫
出張で使ったYシャツなどは、クリーニングに出す前に一度点検します。ポケットの中に何も入っていないか、Yシャツのボタンはすべて外して糸がほぐれていないか、さらに折り畳んで袋に入れてお店に出します。お店の人が、ここまで丁寧に畳んで出すお客様は珍しいと言って、お店からお花をいただきました
・多くのお客様は、洗濯物をそのまま袋に投げ込んでおられるそうです。物に感謝をしたいものです
■お礼状■ ≪セミナーなどに参加して名刺交換したら、翌日には手書きのお礼の葉書を出します≫
セミナーや展示会、企業訪問して名刺交換したら、ほとんどの場合お礼状を手書きの葉書をお出しします。某社の部長のように速達までは対応できませんが、感謝の氣もちと似顔絵のシールを貼ってお礼状とします。私の名刺には顔写真とイラストもあります。手にされてニコッと笑顔が出ればラッキーです
・メールよりも少し手間の掛かる手書きや工夫が、相手の心に残る時代になって来たようです
■三友■ ≪付き合ってためになる友、逆にためにならない友は、それぞれ三つのタイプがあります≫
付き合ってためになるのは、剛直な人(氣性が強くて信念を曲げない人)、誠実な人、教養ある人、なるほど。でも3つとなるとハードルが高いので、それぞれの人を探してお付き合いしたいものです。逆に、安易な方を選ぶ人、一見いい人に見える人、口先が上手い人はためにならないと孔子が言っています
・良い友人に出会い付き合いができることは、人生の財産をもつことと同じだと思います
■ほどほどが肝心■ ≪過ぎたるは猶及ばざるが如しはなるほど名言ですが、さじ加減は難しいです≫
丁度良いと言ってぎりぎりは危ないもので、時間には余裕を持ちます。見えない相手には、相手のことを精一杯イメージしながら伝えたいことを完結明瞭に伝え合うようにしたいものです。予めメモを取って読み直しておく、背景や目的が一致していることなど、事前準備はほどほど加減を良い感じにしてくれます
・誤解がないこと、すり合わせることなど、双方向のやり取りでほどほど加減を埋めていきましょう
ほどほどが肝心と格言を作っていたら、毎月8件をいつの間にかノルマにしていましたが、夏になってムリすることもなく、ほどほどにしてゆっくりすることも大事だとフッと思い立ちました。
5件でもまずまずとちゃうか?ええやんけ♪とも思いました。
俳句も五七五ですが、字余りもあります。季語を取ってしまえば、川柳にもなります。
もっと自由にすればよいと感じました。もっと自由にできることを探してみましょう。
企業家精神 2024年6月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
5月連休中に台風並みの強風が、1日中吹き荒れました。畑の梅の木4本がまともに風を受けて、千個以上も落果してしまいました。今年も豊作を目論んでいましたが、タヌキの皮算用になってしまいました。改めて自然の力を知ることになりました。落果は畑の肥やしになったと、考え方をかえてみました
■知と行■ ≪天と地のように人間も知と行の二つで、一体化できるように知識と実践を重ねましょう≫
知識がなければ、何も判断できずどう行動しても良いかわかりません。まず知識を学ぶことですが、知識ばかり勉強していても自分の身体と伴わなければ、真の意味で理解したとは言えません。天と地が一体となって地球を作っているように、人も知識と実践を繰り返して人として正しい道を歩みたいものです
・知りえたことをすぐに実践しながら、自分のものにしながらレベルアップしましょう
■負け■ ≪人間の真価は、勝った時よりも負けた時に如何に反省をして次に備えるかで決まります≫
勝負に負けたり失敗をしたりした時が、次への成長のヒントや体験が生まれるものです。それは、しっかり反省をして、次の方策を考えて考え抜くことがやりやすいからです。勝てば官軍負ければ賊軍と言いますが、勝てば有頂天になりやすく反省や対策を考えたりすることは難しいからです。謙虚さが大切です
・へこむこともあっても大丈夫です。山あり谷ありです。息を吐くから息を吸うことができます
■疲労回復材■ ≪仕事で疲れてしまった時の対処方法は、思いっきり遊ぶことと感動することです≫
頭を使って疲労困憊した時は、逆に思いっきり遊ぶことだ良いそうです。逆な発想をして好きなことをやることで、ストレスを発散させます。ストレス発散方法をいくつか持っておくことも、色々な処方箋と同じ考えです。感動することは意外かもしれません。感動することは、幸せ感をすぐに感じることができるからです
・感動できるよう色々な趣味や感動できるように素晴らしい芸術や自然環境にも触れておきましょう
■長いようで短い■ ≪人生百年の現在ですが決して長くはありません。一日一日を充実させましょう≫
会社務めをして定年になってからは、会社でのルーチンワークから一氣に解放されてしまい、することがわからなくなっている人がたくさんおられます。人は何のために生まれてきたのかを再確認するにはまだ間に合います。そして何かできるかと確認し行動を起こすことは今からでも遅くはありません。さあ行動!
・まだまだもっている才能・能力・情熱を如何に世のため人のために使えるかを考えてみませんか?
■心の安否■ ≪体が安らかどうかはよく考えますが、心が安らかどうかは少ないですが大切です≫
身体と心は一体ものだと思っていても、つい身体の方を考えてしまいます。どっちかというと心の方が大切と思います。氣は持ちようなどとも言いますが、心が平静であれば身体も穏やかになると思います。心の安否を問うことが少ない現代社会にこそ、節度、道理、正道を考えてどう整えるかを考えてみましょう
・心の拠り所と言う人と人がお互いに語り合う機会を作るためにも、声を出して挨拶をしましょう
■人間関係■ ≪持ちつ持たれつのバランスの取れた関係は、相手の負担になるので三割が妥当≫
利害関係が伴い将来のことも含めて相手のために一肌脱ごうと言うのは、どれくらいかと思いますか?全部であればこっちらの身が立たなくなることも出てきますので、さじ加減と言うこともあり三割程度が妥当な線のようです。お金の貸し借りは、当人同士だと後に響くことがありますので避けたいものです
・お金の切れ目が縁の切れ目とも言いますが、お金の貸し借りはできるだけ避けたいものです
■上司■ ≪良い部下をもち、部下の才能を使いこなして成果が出たなら上司の裁量がわかります≫
多くの上司は、部下を自分の出世のための手段に使っている会社が多くあります。外部からその会社を見てきましたので、その会社の風土も人も見えてきます。しっかりした経営者が要れば、その下の上司や部下も同じことをやります。上司は、部下やその家族の人生を幸せにする責任があると考えましょう
・欧州の諺に、魚は頭から腐るがあります。如何にトップの考えや行動が大事であるかわかります
■誠を尽くす■ ≪他人のため世のために、自分を捨てることができますか?でも心穏やかに≫
誠を尽くそうとする時に障害になるのが、自分の心だそうです。多くの人は目の前のことにせかせかしており、他人のことなど考えようともしません。立派な君子は、心は穏やかにどーんと構えています。立派な君子と人民の心の差です。自分は何をすべきか、人生の目的も明確にもてば穏やかになれそうです
・私自身まだまだ修行が足りません。社会貢献のために自分でできることを再確認し実行しましょう
企業家精神 2024年5月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
我が家の竹林から採取できる筍は、猪に春先から事前に例年の2倍の100本以上献上しました。毎年収穫した日と本数を記録していますが、今年は例年より7~10日遅れででした。ご近所から今年は筍の生り年とのことです。筍に生り年があるのは、初めて聞きました。改めて自然の力と巡り合わせに感謝します
■始める■ ≪0から1にすることは、1から10や100にするより難しい。まず踏み出すことです≫
執筆時もアイデアは出ませんし、構想も全く浮かびませんが、毎月の締切日は迫ってきます。でもそういう時にすることは、決まって机に向かって、ノートを広げて鉛筆を握って書き始めることでした。これが結構よいスタートになります。迷った時こそ鉛筆を握って書き始めることで、次々とできるようになります
・始める時のエネルギーは相当高いものですが、いったん始めるとその壁は低くなります
■譲る■ ≪ある頂点になるとそれを維持したくなるものですが、次にバトンタッチを考えましょう≫
清水もいつまでも、そのままにしておくと腐っていくものです。地位や立場も立場も同じことです。頂点に立ったらいつまでもそれを維持したくなりますが、過去や歴史を見てもいつまでも続くことはありません。その頂点になってしまうと維持、保持と言った腐った考えになります。適時に次に譲ることを考えましょう
・功遂げて身を退くは天の道なりともありますが、頂点に立てば身を引くことが次の大事な仕事です
■探し物の時間■ ≪一般的に年間80から150時間を、探し物の見つけるために使っています≫
これはサラリーマンのデータだそうです。製造現場で時間観察を20年以上してきた経験値では、これらの数倍以上もありました。実にもったいないことです。時間のムダだけでなく、人生のムダにもなっています。少しのコツは、収納サイズの6から7割に収めて余裕を設けること、置く場所を決めてすぐに戻すことです
・探す時間が増えるほど本来の時間が失われ、慌ててやるからミスが発生しさらに時間をなくします
■倹約■ ≪仲良く機嫌よく、ニコニコして話ができる雰囲氣から、時間や労力の倹約ができます≫
これは武士道にあった言葉です。倹約とは無駄遣いをしないように努めることです。自分だけではなくチームや組織にも広げていくには、雰囲氣づくりが大切だというのです。雰囲氣が良くなることで、お互いの考えていることの差異が少なくなり、また打てば響くようになれば当然時間も労力も少なくて済みます
・組織の問題は、組織内の人間関係が8から9割もあると思います。お互い名前を呼ぶ挨拶は大切です
■受け入れる■ ≪色々な人を受け入れる度量があって、初めて大きなことができるものです≫
高い山は、小さな石を捨てなかったことで高く積み上げることができたと言う格言があります。組織も同様に多種多様な人の集まりがあって、お互いが受け入れることで組織も柔軟にかつ大胆に変化できると考えます。大きな岩だとすき間だらけになり、小さな石だけだと崩れやすくなります。バランスも大切です
・大きな壺に大小さまざまな石を詰め込む時、最初に大きな石を入れてから小さな石をはめ込みます
■対応■ ≪いつまでも元氣であると思わずに、体の劣化を感じなくともやることを少なくしましょう≫
年のせいではありませんが、やはり思っている通りには体が動かなくなるものです。高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いでの事故が多発していますが、自覚症状がないからだと思います。日々の体調確認、定期的な健康診断など、工場で日常点検をしていたことを思い出して、自己診断もしたいものです
・以前はあれこれ同時に掛け持ちする仕事も楽々できていましたが、一つずつ確実にしたいものです
■対処■ ≪彫刻のコツとして、鼻は大きくし、目は小さく作っておくと後の処置が楽になるそうです≫
彫刻は、絵画のように修正や塗り直しが効きません。いったん削ってしまうと取付けや修正が難しくなります。これは予めミスや修正を前提にしておけば、対処が楽になると言う考えです。修正があっても手直しは少なくて済むものです。人にはミスが付き物なので、あれこれ予知して置けば対応も楽になります
・交通事故になる前の兆候やヒヤリハットのクセや習慣などの数は、数百から数千もあるそうです
■読書■ ≪人生は、読書・実践・反省の繰り返しとも言われます。もっと読書の時間を取りましょう≫
ついついテレビ、タブレットなど手軽で安易な情報機器から、情報や音楽を入手しています。読書は、自ら本を開くところから始まります。映像ではなく文字から読み取る労力は大変ですが、逆に労力を要するから書いてあることの意味や作者の想いなどを自分なりに想像できます。本を手元に置きましょう
・今年は、武士道、論語、言志四録、中国古典活用辞典など、毎日一言集を読むようにしています
企業家精神 2024年4月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
4月は学校も会社も新年度の始まりです。家の周りの桜も花を咲かせ始めました。孫はピカピカの小学生なり、先日黄色いランドセルをもらってきました。ご近所の先輩と一緒に小学校までの通学路の道中を確認していきました。心機一転、スタートダッシュ、元氣一杯、はつらつ、ルンルン、いい言葉です♪
■棚から牡丹餅■ ≪待っているだけから事前準備しておくと、たくさん手に入れることができます≫
果報は寝て待てとか思いがけずに幸運が手に入ったとかを、棚から牡丹餅と言います。滅多にないことが降り注ぐことは本当に宝くじと同じです。牡丹餅と言う幸運が入手しやすいように、事前準備や根回しなどをしておくことで、机の上の牡丹餅となって手に取りやすくなります。選択肢も多く用意しましょう
・常に創意工夫をしておきましょう。特に4月は新年度のスタートです。準備万端を合言葉に!
■良薬口に苦し■ ≪即効性はないものの、じわじわと後になって効いてくるような行動が大事です≫
昨今多くのことに、すぐに効くような処方箋やすぐに答えが出るツールが、もてはやされています。ポカミスや品質問題の原因や真因は、表面的な現象だけではなかなか見つけることはできません。急がば回れのように、手順を一つひとつ追いながらコツコツと原理原則と照らし合わせることが求められます
・性急に答えを出そうとすると、周りのことを見なくなり結論ありきになってしまうミスがあります
■口を慎む■ ≪禍もの基は口に集約されます。発する言葉、飲食物を摂取するこの2つです≫
本当に耳の痛いことです。しかも既に習慣化していますので、修正は難しいことですが、より良い人生にしていくためにも今からでも是正していかなければなりません。その言葉は相手にも良いか、その飲食物は自分にとっても良いものなのか。「味わう」と言った余裕で、発する、口に入れることをしたいものです
・特に大切なのは言葉だと思います。一瞬にして見えなくなりますが、相手の心には一生残ります
■目先に捉われない■ ≪目先ばかり見ていると、周囲だけでなく先も見えなくなりミスが多くなります≫
ヨットに乗っていた時に目先の波を見てばかりいたら、すぐに船酔いになりました。アドバイスは遠く先の岬など見ればよいと言うものでした。最近の車は、全方向が見える画面になっています。さらに音声でも危険を知らせてくれますが、でもバーチャルです。現物を目視も合わせてバランス良く観たいものです
・一つの仕組みやシステムに任せるのではなく、他のものも上手く組み込ませることが大切です
■節度■ ≪火も水も小さくても不足も問題であり、過大過ぎれば災害や事故になってしまいます≫
人は火や水がなければ生きていけません。過度になれば危険と隣り合わせになり、大火や大水であれば災害になってしまいます。節度と言うくらいなので、バランスと取ることが事故や災害からも回避できると思います。ちょうどよい程度と言う意味ですので、お互いの言い分をすり合わせてトゲをなくしましょう
・一年も節分や節句など、節と言う字を多用されてます。竹がほぼ均一の太さも節があるからです
■不安定の安定■ ≪自転車乗りと同じように安定させるために不安定な状態を上手く利用しましょう≫
安定していると次第に慣れてしまうものです。常に安定さを維持するために、少し不安定な状況を作り出し、不要なモノ古くなって実情に合わなくなったモノなどを廃除しながら、新しいモノを取入れることをしたいものです。遊び心や関係ないことをやってみるなど、日常に少し冒険と言うエッセンスを入れましょう
・世の中は常に変化しています。変化させていけないものや逆に変化させないものを意識しましょう
■自分発見■ ≪日常で何氣なくやっていることを振り返ってみることで、自分を再確認してみましょう≫
人の悪口を言わない、さらに自分の功績を自慢しない。見返りを期待しない、でも受けた恩は忘れない。辛い経験を乗り越えれば心を鍛えてくれる。わずかな施しも嬉しく思う人もいるが、立派な装いでも心の貧しい人もいる。月や太陽は出るのを待てばよいが、花が散るのは見ているだけで良い。あなたは?
・せっかちな私は待つことが苦手な人間です。でも受けた恩は、忘れないようにしています
■ほめる■ ≪ほめるたり表彰するのは、上の人ではなくできるだけ下の目立たない人を選びましょう≫
処罰される人は、大物であったり上司であったりするととても効果があります。普通彼らは表彰されたりもてはやされたりしていますので、あまり嬉しくも楽しくもありません。しかし、普段日の当たりそうもない社員には皆の前でスポットライトが当たれば大いに動機付けされ、周囲からも大きな反響を得られます
・ほめるのはそれだけでなく、普段から小さなことにも注意を払いその人たちをスターにしましょう
企業家精神 2024年3月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
三月は弥生とも表記します。植物採取と動物の狩りをしてきた穏やかな暮らしの縄文時代から、稲作が始まり定住生活になってきた弥生時代に移り変わってきました。現代もものの豊かさに対して、人と人との心が荒んでいくようです。そうならないためにも、人は何のために生まれたかなどを考えたいものです
■好かれる■ ≪簡単な方法は、しかめ面するよりもいつもニコニコしている方が人に好かれます≫
人間一人では寂しくて、元氣良く生きていけません。年を取って顔や肉体の衰えは目立ってきますが、経験や精神は落ち着いているものです。若さを保つのは難しくなりますが、若々しくしているのは少しの習慣でリカバリーできると思います。笑う、声を出す、そして目じりをハの字にしてニコニコしましょう
・身体心理学で言うニコニコしていれば楽しくワクワクしてくる、笑う門には福来ると同じです
■礼■ ≪礼は、人と人、全体と部分、部分を調和する潤滑油のように大切なものです≫
礼とは、人のふみ行われる規範や作法のお辞儀のことです。武道には礼に始まり礼に終わると言うことも言われます。試合会場に入る時に、礼をします。試合開始に礼をして礼で終わります。ところが、一般市民の日常生活ではこれがだんだんなくなってきています。まるで潤滑油の切れたエンジンのようです
・日常が荒んでいる時こそ、おおらかな心で接すれば和みます。一礼をしたいものです
■分かれ道■ ≪人のためにやったか、嘘偽りはないか、自分の知らないことを人に教えたか?≫
往々にして自分のことだけを考えてしまうものです。人が集まり、事をなす場合に、このようなことを考えていないと、チームワークが上手くいかなくなります。一言で言えば公平無私かと思います。でもなかなかできることではありませんが、いつも考えて判断をすることで、少しずつできるようになるものです
・一時的に損をしたようなこともあるかもしれませんが、最後は良いことが自分に返ってきます
■自発的行動■ ≪やらされるより、仕事の精度が上がり、効率も上がり良い結果を導きます≫
人の心はやる氣が大いに効いてきます。与えられた仕事も自分を鍛えるための踏み台であり、基礎固めを捉えられたいものです。そこから小さな成功体験が生まれ、やがて自信につながります。それがやる氣につながっていきます。そして大きな自信に変わり、色々挑戦でもでき、仕事が楽しくなってきます
・仕事ができる人ほど基本ができています。基本が積み重ねられることで自信となって行きます
■花は心■ ≪顔は表情で決まる、顔に品が出る、美人でも性格が良くないと鬼の表情になります≫
顔が良いとか悪いとかは表情で決まると、武士道の本に記載されていました。心がまっすぐで高貴であれば、立ち振る舞いは言うまでもなく、顔に品の良さが出ると言います。肉体の美しさとは、静止した状態ではなく動作のことであり、肉体が十分でなくとも心で補っていけるとも言っています。その通りですね
・肉体のトレーニングだけではなく、心の洗濯も常に行い、人生に磨きをかけて老いたいものです
■段取り術■ ≪有効な時間を創出するためには、切替する時間を短くすることがコツになります≫
1日24時間は誰でも同じ資源です。しかも保管することができないので、最も貴重な資源です。時間の使い方を上手にするコツを紹介します。締め切りを先延ばしをしない、事前に1日、1週間の流れを計画し大切なことを見失わない、都度後始末を確認し次の準備をする、無益でムダなことをやめるなどがあります
・できれば手描きの手帳にスケジュールを書き、毎日進捗確認と修正を行うことが習慣化になります
■事前準備■ ≪ぶっつけ本番はよほどのことがないと失敗になります。準備はできるだけ念入りに≫
有名な八甲田山山中の遭難事件の事例です。1つはたった2日前の準備で寒中に出発し、210人中199人が亡くなりました。もう1つは1ヶ月前から準備して臨み37人全員無事と言う歴然とした差がありました。念入りに準備することで、想定から仮説その対処方法まで考えることで目的達成が可能になります
・仕事もスポーツも準備が大切ですが、時間を作るためにも要不要、有益無益を常に意識しましょう
■学ぶ■ ≪孔子曰く、学べば即ち固にならず。老いると枯れ木のように固くなってしまうものです≫
年を取ることで、言うことも行動もだんだんと重々しく固くなっていくものです。でも学ぶことで、独善や頑固を防止する大切なことだと言っています。寿命が延びていますが、頭や考えは逆に凝り固まっていくいものです。常に学ぶことで新しい知識や考えなどがインプットされて、考えも心も若々しくしたいものです
・老いることは、オイル(潤滑油)を必要とするからと考えましょう。学ぶことを楽しみましょう