お届け鉄球便


 ワークに取る付け部品とネジを取り出す時に、腰を曲げて前のめりの作業があり、腰痛の負担になっていたお困りごとがありました。

 そこで、取付け部品とネジの順番にオペレータの近くに供給し、作業姿勢の負担を低減するために、滑車、ウエイト、テコ、バネを組合せ、その動力として重い鉄球を足踏みで転がして起動するからくりカイゼンを行いました。

 部品の位置を取り出しやすい高さにして、その供給方法も部品の自重を活用してオペレータの手前まで供給します。元に戻すには鉄球の自重を使います。

 工程の流れに沿って、順番に取付け部品、ネジなどが供給される仕掛けも作りました。ネジも箱の下から上下する押し出し板を利用して、2本だけ払い出しができるようにしました。

 鉄球の自重による落下順に必要な箱が前に出てくるので、オペレータは前のめりの作業姿勢がなくなり、とても楽になりました。さらに使う順番に部品が供給されて、しかも元に戻るので作業のジャマになりません。

 落下した鉄球を原位置に戻すには、足踏みでヒモを巻き取り持ち上げます。一連の動きは、見ていても楽しいピタゴラスイッチを思い出させます。

 

 (約2分11秒)